いま飯能にお住まいの方へ    2006年3月14日更新
       

飯能に、自分の意志で転居してきて23年。
「在住年数」では、
飯能で生まれ、飯能で育った人にはかないませんが、
「飯能が好き!」 「飯能を終の棲家にしよう!」という気持ちは、誰よりも強いと思っています。

35才でサラリーマンを辞め、(売れない)物書きになって21年。
その間に培われた私のモットーは「自分の足下を掘り続ける」ということでした。
「自分の足下」とは、長年続けてきた仕事、自分が本当に好きなことです。
自分がいま住んでいる、この飯能という地域も「自分の足下」のことなのです。

自分が、この飯能のためにできることは何か?
いくら「地域のため」でも、自分の好きなことでなければ長続きはしないでしょう。
いくら「好きなこと」でも、役に立たなければ「人のため」にはなりません。

最初に始めたことは、飯能市役所が呼びかけた「まちづくり市民会議」に応募したことです。
その時のメンバーが中心になって「まちづくりボランティア応援団」が生まれました。
自分の好きなコメディアンを飯能に呼んで「お笑いライブ」を主催してみました。
そういうイベントの集客に苦労した体験で、イベント主催者が協力し合うことの必要性を痛感しました。
「まちづくり」では、身近な市議選や市長選を「政治は嫌いだから」と避けてばかりはいられません。
そこで2001年春は「立候補予定者による公開討論会」を呼びかけてみました。
ここでも告知(PR)に大変苦労しました。

それらの過程で、「自分たちのイベントをPRする」ためにも、当サイトの必要性を感じたのです。
いま、最も強く感じていることは、「住民相互のコミュニケーションが薄い」ということです。

飯能のことを考えて行動している人たちの数は想像以上に多いと実感しています。
でも、その多くの人が「頑張っているのは自分たちだけじゃないか」という不満を抱いているのです。
「自分たち以外にはいない」のではなく、実は「たまたまお互いが知り合っていないだけ」なのです。

何事も、まず、住民同志が「知り合う」ことから始まります。
知り合ったとしても、何も「語り合う」ことがなければ、お互いが「分かり合う」ことにはなりません。
「分かり合う」ためには、本音で「語り合う」ことが必要でしょう。
しかし、本音で「語り合う」ためには、建て前や社交辞令、お座なりな話題は無意味です。
本気で実現したい夢、本気で考える課題でなければ、実のある「語り合い」は期待できません。

周囲の人が望んでいることが分かれば、自分からその人に協力する気になります。
自分が望んでいることを周囲の人たちに分かってもらえば、協力してくれる人は現れるものです。
それが「支え合う」ことの始まりでしょう。
「支え合う」ということは、相互に依存しあって「もたれ合う」ことではありません。
お互いが、より高いレベルに到達するように「高め合う」ことなのです。
支え合い、高め合った、そのことを「喜び合う」ことができれば、こんな楽しいことはないでしょう。

「知り合う」→「語り合う」→「分かり合う」→「支え合う」→「高め合う」→「喜び合う」
そのプロセスで知り合った人たちと、更に「語り合う」→「分かり合う」…………
というサイクルを廻していくこと、それ自体が「まちづくり」なのではないか、と思っています。


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