2004/07/02更新  2001/12/22開設
    次回の月例会は2004年24日(土)14:30〜 会場 宮脇書店3F
                                                        
         『平和を願う五行歌』  『誰でも五行歌・挨拶通り』   『サラリーマン五行歌』
五行歌
短歌でもなく、俳句でもない、新しい形式の詩歌です。
 
「五行で書く」「行分けは言葉の呼吸で定める」「文語はなるべく使わない」というルール以外は自由です。
 
五行歌会本部ホームページ (「五行歌とは」「五行歌30選」「五行歌支部表」「五行歌資料」「五行歌公募」など) 
 
月例会
毎月第4土曜日14:30〜17:00  場所は宮脇書店3Fホール(飯能駅から宮沢湖方面へ4分) 
 
出席者の「作品」を「氏名を伏せて全員で評価する」のは句会や歌会と同じスタイルです。
 
参加費は毎回1000円(その都度集めます) 見学の方は500円
 
世話人
代表 菊江 寛(53才)飯能在住24年(飯能市飯能) 不動産業、秋田県湯沢市出身
  幹事 小久保 達(54才)飯能在住21年(飯能市久下) 著述業 東京都板橋区出身


問合
幹事 原田真紀子(?才)飯能在住8年(飯能市川寺) 主婦

0429−73−6929(市民住協・菊江)   メールはこちら(小久保)
  月例会で合評された作品集 
 
2003年12月から2004年3月例会に提出した作品
003年8月〜11月の月例会に提出した作品
2003年4月〜7月の月例会に提出した作品
2002年11月〜2003年3月例会での作品
2002年06月〜10月の月例会に提出した作品
2002年01月〜05月の月例会に提出した作品
2001年09月〜12月の月例会に提出した作品
2001年05月〜08月の月例会に提出した作品
2000年12月〜2001年4月の月例会に提出した作品
2004/04/24
2004/05/22
2004/06/26


石田郁子

三峰山で
友らが見た
まさかの
幽玄
雪 月 桜

いつもにこやかに
教会の花の世話をしている
老婦人は
きっとたくさんの
悲しみを知っている人

自分のこれからを
こんなふうに生きたいと
広げてしまった
大風呂敷に
少し慌てている  二席(同点)

 

持ち主を離れた
鯉幟たち
託された愛を
ふうわりと降らせながら
川に橋を架ける  二席(同点

「美味そう」じゃない
「美味い」のだ
でも
思わずニヤリ
仲直りの合図  



菊江 寛

ふっくらふっくら
萌ぎ色の
山肌は
ひと雨ごとに
かゆいよ

スカートの
軽やかに
ゆれる季節
腰の下にばかり
目がいきたがる

栗の花
たっぷりたっぷり
台風の
重い空なのに
まあ喜ぶこと




小久保かね子

虹の下
行ってみたい
下は霧のようかな
そこで立ちたい
夢の中

あざみの花可憐
やさしく手折れ
棘のするどさ
手をいたわりて
野に咲く花と知る

発車直後の
バス停に
日傘さして
次の発車待とう
老いの昼

天国から地獄に
転落した人がいる
「ざあまあみろ!」
とは思えない
私もそんな年になった

見たことを
感じたことを
思い描いたことを
いま考えていることを
五行で表してみる

お金に迷い
仕事にも迷う
進む道に迷い
自分にさえ迷う
そんな迷子たちの国 (一席)



小林美智代

パチンパチンと
つめを切る音が
妙に心にしみる
一日くが無事にと
祈る日々の中で  二席

一日は姉妹で
一日は夫と子を
訪ね一日は友と会う
いのち輝やく
私のゴールデンウイーク

きびしい告知を
受ける日は
あたたかい日がいい
太陽の光にささえられ
家にかえりたい  二席(同点)



芹川廣信

たった、すこしでも
老人の慰めになれば
プレゼントしよう
未完成な
走馬灯

「想い出はすべて霧の中である」
つたない五行歌に
心に灯をともされたと
娘を亡くした
老友の返事

今日過ぎれば
明日があるさ
いろんな事も人生さ
だから
さよならは云わないよ



なまい きなこ

言葉にすると
心がみえる
人に伝わる
決意が固まる
自分がわかる 一席(同展)

人は、みな違う
考えも感じ方も
だから
心が通じた時
感動が生まれる

自然と
旧姓で呼ぶ
すぐに
時が戻る
昔の友



悠木すみれ

静まるのを
待つしかない
反抗期の
息子のような
春嵐     一席(同点)

はらはらしながら
聞いている
鶯の初鳴きのような
新米駅員さんの
アナウンス   一席

いくつになっても
列車の旅は
缶入りの
みかんジュースの
匂い

 

吉村恒雄

体弾ませ
声張り上げ
真似て応援
雰囲気に酔う
一日ファン

バラが咲く
石楠花も咲く
木も草も
休まず変化
日々の喜び

天城路は
清かな緑
山笑う
峠下れば
膝笑う  二席(同点) 



れっどようこ

木樹は
わかばの域を越えた
手がけた
パロデーは
近付きながら亦遠のく

朝の流しの
ステンレス
おびただしい
潮の跡が物語る
あさりの本音

花に触れ
水を弾いて
チャイルドの部分で遊ぶ
はつなつの
小川のほとり



和田 今日子

いっしょにね
このひと言で
しぼんでいた心が
ふくらんだ
ありがとう  二席(同点)

本屋三軒
歩き廻る
何を探してるの
心の虚の空間を
みたしてくれるものを